20〜30代の一人暮らしの外食費(月平均)
21,113円
全年代の平均(12,242円)の約1.7倍。月3.2万円を超えたら、平均の1.5倍以上です。
16,550円
3,497円
1,066円
データ:総務省「家計調査」2025年平均(単身世帯・34歳以下、品目別の年間支出を12で割った月額)。
筆者の実例:平日の外食だけで、月7万円
お昼は温かいご飯が食べたくて、お弁当より食堂やお店に行く派です。ランチは毎日1,000円ほど、少しいいお店に行く日は1,400円。そのうえコーヒーが好きで、会社のコーヒー(1杯100円)を1日3杯。週5日で、ランチとコーヒーだけで月2万8,000円になります。
さらに飲み会が好きで、週に1〜2回は参加します。1次会だけなら5,000円、2次会まで行く日は合計8,000〜1万円。飲み代だけで月4万円ほどです。
平日に外で食べて飲む分だけで、毎月約7万円。家計簿を見るまで、ここまでとは思っていませんでした。
ランチ1回1,000円、コーヒー1杯100円、飲み会1回5,000円。一つひとつは「いつもの金額」でも、1か月分を合計するといくらになっているか、意外と把握していないものです。
最新の総務省「家計調査」の品目別データ(2025年平均)を当サイトで集計すると、20〜30代(34歳以下)の一人暮らしの外食費は、平均で月21,113円でした。全年代の平均(12,242円)の約1.7倍です。私の月7万円はその約3.3倍で、飲み代(月4万円)だけなら20〜30代の平均(3,497円)の10倍以上でした。この記事では、その2.1万円が何に使われているのかを、ラーメンやハンバーガー、カフェといった品目ごとに見ていきます。
この記事でわかること
- 20〜30代の一人暮らしの外食費の中身(食事・飲み代・カフェ)
- 20〜30代が全年代より多く使っている外食
- 男女で外食の使い方はどう違うか
- 外食費を見直すときのポイント
外食費2.1万円の中身

いちばん多いのは「その他の食事」で月7,667円です。これは、麺類・すし・和食・中華料理・洋食・焼肉・ハンバーガーのどれにも当てはまらない外食の合計で、家計調査では、食事を目的とした会費などもここに含まれます。次いで、飲み代(3,497円)、和食(2,212円)、洋食(2,082円)と続きます。
品目を3つにまとめると、食事が16,550円、飲み代が3,497円、カフェ・喫茶が1,066円です。飲み代には、お酒と一緒に食べた料理の代金や、飲み会の会費も含まれています。
20〜30代が全年代より多く使っている外食

20〜30代の一人暮らしは、ハンバーガーに全年代の2.3倍、洋食に2.2倍使っています。焼肉、ラーメン、その他の食事も約2倍です。一方、そば・うどんは全年代とほぼ同じでした。若い世代ほど、手軽なファストフードや洋食を選ぶ傾向が数字に表れています。
男女で外食の使い方が違う
| 34歳以下(月平均) | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 外食の合計 | 22,538円 | 19,219円 |
| 飲み代 | 4,507円 | 2,156円 |
| ラーメン | 1,373円 | 816円 |
| 洋食 | 1,260円 | 3,153円 |
| カフェ・喫茶 | 702円 | 1,543円 |
男性は飲み代とラーメン、女性は洋食とカフェに多く使っています。女性の洋食は男性の約2.5倍、カフェは約2.2倍です。外食の合計は男性のほうが月3,000円ほど多くなっています。ただし、34歳以下の女性は23世帯の平均なので、目安として見てください。
お弁当・おにぎり・パンを買う「中食」は月約2,900円
外食とは別に、お店で買って持ち帰るお弁当、おにぎり、調理パンなどには、20〜30代の一人暮らしで月約2,900円使っています(弁当1,538円、おにぎりなど624円、調理パン445円、すし弁当335円)。食費全体の中での外食と中食のバランスは、一人暮らしの食費の記事で詳しく紹介しています。
外食費を見直すときの3つのポイント
- 「食事」「飲み代」「カフェ」に分けて記録する
外食をひとまとめにすると、どこで増えているのかが分かりません。20〜30代の平均は、食事が約1.7万円、飲み代が約3,500円、カフェが約1,100円です。 - 平均の1.5倍(約3.2万円)を超えたら、回数を確認する
外食の合計が月3.2万円を超えているなら、平均の1.5倍以上です。金額より先に、月に何回外食しているかを数えると、見直す場所が見えてきます。 - 飲み代は「付き合い」とまとめて考える
飲み代は、家計調査では外食に入りますが、実際には付き合いの出費でもあります。交際費の記事で、付き合いのお金全体の目安を紹介しています。
データの読み方メモ
この記事の金額は、家計調査の品目別の年間支出を12で割った月額です。品目別の外食には、人におごった食事代も含まれます(用途別の分類では、その分は交際費に入ります)。そのため、食費の記事で紹介した用途別の外食費とは、金額が少し違います。品目の範囲は総務省「収支項目分類及びその内容例示」によります。34歳以下の一人暮らしは67世帯の家計簿をもとにした推計で、学生の一人暮らしは調査の対象外です。
よくある質問
Q. 一人暮らしの外食費は月いくらが普通ですか?
20〜30代の一人暮らしでは月21,113円、全年代では月12,242円です(いずれも品目別の平均)。年代で大きく違うので、自分に近い年代の数字と比べてください。
Q. カフェ代はみんな月いくら使っていますか?
20〜30代の一人暮らしでは月1,066円です。女性は月1,543円、男性は月702円でした。
Q. コンビニで買うお弁当は外食に入りますか?
入りません。お店で買って持ち帰るお弁当やおにぎりは「調理食品」(中食)に分類され、20〜30代の一人暮らしでは月約2,900円です。
Q. 学生の一人暮らしも含まれますか?
含まれません。家計調査は「学生の単身世帯」を対象外にしています。
まとめ
- 20〜30代の一人暮らしの外食費は月21,113円で、全年代の約1.7倍。食事約1.7万円、飲み代約3,500円、カフェ約1,100円
- 20〜30代はハンバーガーに全年代の2.3倍、洋食に2.2倍使っている
- 男性は飲み代とラーメン、女性は洋食とカフェが多い。月3.2万円を超えたら、外食の回数を確認する
まずは先月の外食を「食事」「飲み代」「カフェ」に分けて書き出してみてください。
データの出典と集計方法
- データの基準年:2025年(2026年10月時点で公表されている最新の年平均)
- 出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」単身世帯 詳細結果表 第10表(男女・年齢階級別 品目別支出金額)(e-Stat)。品目の範囲は総務省統計局「収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)」
- 月額は年間支出を12で割った値です。「食事」=外食−飲酒代−喫茶代、「全年代の何倍か」「平均の1.5倍」は当サイトの計算です。グラフ・表も当サイトが作成しています。
- 最終確認日:2026年10月22日